[実学・経営問答]高収益企業のつくり方
2005年5月14日 読書
ISBN:453231173X 単行本 稲盛 和夫 日本経済新聞社出版局 2005/03/15 ¥1,470
実際に読んだのはもう少し前だけど、そろそろネタが尽きてきたのでブックレビューでもスタートさせてみる。
稲盛氏は身一つで京セラとAUという2つの会社を立ち上げた「経営の神様」と言われる人物で、身内が盛和塾(稲盛氏主宰の経営塾)にいる関係で経営の話題になった時に稲盛氏が話題になることも多く、その関係で何冊か著書を読んでいた。
この本はその「盛和塾」で行われている「経営問答」の様子を本にまとめたものである。「経営問答」とは経営関連で悩みを抱えている経営者が稲盛氏に現在の状況と今後の展望を踏まえた上で、自分がこれから行うべき行動について相談するというもの。
実際の事例に基づいたアドバイスという形が経営の素人である私にも取っ付きやすく、気が付けば二時間ほどで読了。
稲盛氏が答えている内容は、基本的に他の著書で稲盛氏が述べている経営思想と同様のものであり、その意味で稲盛氏はほとんど同じことしか答えていないのであるが、それでもこうして相談する人間が後を絶たないということは現実の経営がいかに難しいものであるかの証左であるように感じた。
また、これは他人と話した上で思うことでレビューの趣旨からは外れるが、日本の現状を鑑みるに、現在と一世代前では経営者に求められる資質が違って来ているような印象を受ける。この話はまた後日に。
実際に読んだのはもう少し前だけど、そろそろネタが尽きてきたのでブックレビューでもスタートさせてみる。
稲盛氏は身一つで京セラとAUという2つの会社を立ち上げた「経営の神様」と言われる人物で、身内が盛和塾(稲盛氏主宰の経営塾)にいる関係で経営の話題になった時に稲盛氏が話題になることも多く、その関係で何冊か著書を読んでいた。
この本はその「盛和塾」で行われている「経営問答」の様子を本にまとめたものである。「経営問答」とは経営関連で悩みを抱えている経営者が稲盛氏に現在の状況と今後の展望を踏まえた上で、自分がこれから行うべき行動について相談するというもの。
実際の事例に基づいたアドバイスという形が経営の素人である私にも取っ付きやすく、気が付けば二時間ほどで読了。
稲盛氏が答えている内容は、基本的に他の著書で稲盛氏が述べている経営思想と同様のものであり、その意味で稲盛氏はほとんど同じことしか答えていないのであるが、それでもこうして相談する人間が後を絶たないということは現実の経営がいかに難しいものであるかの証左であるように感じた。
また、これは他人と話した上で思うことでレビューの趣旨からは外れるが、日本の現状を鑑みるに、現在と一世代前では経営者に求められる資質が違って来ているような印象を受ける。この話はまた後日に。