今日もゴロゴロ

2004年5月2日
今日も療養の為引き篭もり。一日中ベッドの上で横になりながら本を読んだりうたた寝したり。健康的な生活を目指す為の休養なのに妙に不健康っぽいのは何故だろうw

夜は、私が作れる数少ない料理で自炊。水菜とエリンギ、豚バラ肉を、昆布ダシを取ったお湯で煮込みゆずポンで頂きます。体にもいいし、簡単で美味しいのでお勧めです。ゆずポンの混じった汁にご飯を入れておじや風にするとGOD。

少し古い話題だけど、体外受精した受精卵を選別する目的で検査、つまり着床前診断についてのコラムを読んだ。

良くわからない人の為にズバリ言ってしまうと、いわゆる受精した卵子が、性別はどちらであるのか、先天的な欠損はないかどうかを調べるということ。

それはつまり、命の選別に繋がる(生まれてくる子供が先天的欠陥を抱えていた場合、卵の状態で廃棄してしまうとかね)ということで各方面から非難反論が挙がっている。

こういったことが好ましくないことであるとは私も思う。でも、技術として完成し、それを知る権利が発生してしまうと好奇心を止められないのも人の性か。

生まれてくる子は男なのか?女なのか?

それも受精卵の状態でわかるから、どうしても「長男」の欲しい前時代的権力者は飛びつくかもしれない。それもきっと公になれば色んな人が非難するんだろう。

でも、そういう人達って人口妊娠中絶のことに関しては何も言ってない気がする。「抵抗の出来ない小さな生命を命の危険に脅かす」という点では一緒の気がする。そういう話はついぞ聞かないけどね。ああ、児童虐待とかもこういうのに繋がるのかもしれない。

また、フランスではこんな恐ろしい話もあった。

先天的障害を抱えて生まれてきた子供が、「高い確率で先天性障害を抱えて生まれてくることが分かっていれば中絶されたのに、医師が誤診したために重度の障害を負って生まれてきてしまった」として、医師に賠償金を支払えと持ち込んだのです。

勝ったのは子供でした。(まあ、子供名義という話でどっかのお金欲しい奴が仕組んだんだろうけど)

「生まれてこない権利」を主張して賠償金取れる世の中。フーソ。

とまあ、とりとめのない内容を書き殴ってしまいましたがそういう話でした。学生っぽい本もたまには読まないとねw

「先生言ったじゃないですか!?未熟児だって、障害があったって無限の可能性があるんでしょう!?産んだ人間と生まれた人間とを親子にしてやるって…………それが僕らの仕事でしょう!?」

(漫画「ブラックジャックによろしく」より)

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

この日記について

日記内を検索